【旅日記:2012年5月5日(土)】
秋田市 → 柏市
秋田中央インター付近
秋田中央インター付近
 2日の夕方秋田に着いたが、その夜から雨が降りっぱなし。 やっと今朝、霧雨まで回復した。 朝の8時55分に妻の実家を出発。 2分ほどで秋田中央インターに着き、秋田道に乗る。 連休も残すところ今日を含めて二日。どこかで行楽帰りの渋滞に巻き込まれることは覚悟のうえだが、秋田道は渋滞がないだろうとの予想どおり順調な滑り出し。 しかし、横手から先の片側一車線対面の山道に入ると、少し流れが悪くなった。 後ろから救急車がサイレンを鳴らして走って来たが、長いトンネル内で道を譲ることもできず50km/hの速度で数分走ったというハプニングがあった。 トンネルを出たところで、路肩に車を止めて救急車を先に行かせたが、その後も道を譲ってもらうことに苦労しているようでしばらく前方に救急車が見えていた。
前沢サービスエリア
前沢サービスエリア
 10時20分、北上ジャンクションで東北道に乗った。 平泉前沢インターでは、上り線・下り線ともに1km以上の出口渋滞が起こっていた。 2日に中尊寺を快適に散策するに至ったあの思い付きは神の啓示だったのかもしれない。
 10時43分に前沢サービスエリアでトイレ休憩。 道路の混雑はさほどでもないが、駐車場は混雑していた。 警備員の誘導がなければ止めるのに難儀する状態だった。 お昼用のおにぎりを買って、10時56分に出発。
 走り出した直後、妻が長者原サービスエリアに立ち寄れないかと言い出した。 秋田に向かう途中で立ち寄った長者原サービスエリアで買った「三角揚げ」がおいしかったので、帰りも買って行きたいとのことだった。 仙台に近づき駐車場の混雑は前沢以上だろうと思いつつ、長者原サービスエリアの入口手前の渋滞は見られなったので立ち寄った。
長者原サービスエリア
長者原サービスエリア
 11時38分、ここも車が満杯に近い状態だったが警備員の誘導で楽に駐車できた。 早めの昼食時間ともあいまって、店内も混雑していた。 早々に買い物を済ませて出発したかったが、レジが混んでいて、出発したのは11時52分。
 仙台手前から混雑で流が悪くなるかもと思っていたが、時間が早いおかげか、福島から先で少し渋滞が起きている程度の渋滞情報しかなく、宮城県内は快調に通り抜けた。 13時10分、福島飯坂インター手前3km手前の地点で突然の渋滞に巻き込まれた。 10km先で事故が発生して2車線のうち一方を塞いだらしい。 13時45分にやっと福島飯坂インターまで動けた。 この先7kmもこのペースが続くのかと思うといやになって、ここで一旦東北道を降りた。 カーナビの目的地に船引三春インターを追加して、そこまでは一般道ルートに設定した。 インターから国道4号線の福島市街を抜けるまでの流れは悪かったが、その先は普通に走れた。
道の駅 安達   道の駅安達 案内板
道の駅 安達   道の駅安達 案内板
 14時26分、国道4号線沿いの道の駅安達でトイレ休憩。 お店をサラリとながめて、14時38分に道の駅を後にした。
 船引三春インターから磐越道に乗ったのが、15時25分。 過去の経験では、連休中でも15時前の常磐道で渋滞に会ったことがなかったので、それまでに柏に少しでも近づいておきたかった。 こんな所で15時を過ぎているなんて先が思いやられると、ここでこの先が長丁場になることを覚悟した。
 覚悟したとおり、土浦の辺りに来ると所々流れが悪くなり、道路上の渋滞情報がつくばジャンクションから流山インターまで通過時間120分から140分であることを伝えていた。 18時谷田部インターにさしかかってからの渋滞は特にひどく、そこから柏インターまでの20km弱を進むのに1時間20分もかかった。 道の駅安達でのトイレ休憩以降の5時間弱の間、同乗者の誰もトイレに行きたくならなかったことが不幸中の幸いだった。
 長時間運転はあまり苦にならないたちだが、並ぶのが嫌いな性格ゆえに渋滞に巻き込まれた日は疲労感に襲われる。 この疲れも楽しかった休暇の余韻・・・・と前向きに考えることにした。 次なる神の啓示を期待して。