【旅日記:2012年11月23日(金) 勤労感謝の日】
柏市 → 小田原市 → 柏市
一ヶ月前から、勤労感謝の日は小田原城を訪問すると決めていたら、見事に雨降り。
自宅を出た時から傘が必要だった。
おまけに、出掛けにデジカメがエラー表示で動作しないことに気が付き、なんとか復旧できないかといじっている間に10分ほど過ぎてタイムロス。
結局あきらめて、今日の写真は携帯電話で撮ることにした。
柏発8時15分上野行快速電車に乗った。 3分ほど遅れて運行。 空席はなかったが、吊革につかまって楽々新聞を読むことができた。 8時43分に日暮里へ着き、8時45分の山手線内回りに乗り換え。 山手線は、ほぼ定刻どおりに走っていた。 ここでも空席がなかったが、池袋で席が空き座った。
9時06分新宿着。
相変わらず、新宿駅の人出にはうんざりする。
おまけに、いまだ構内の経路にうとく、小田急線への乗換え改札へ行くまでに5分もかかってしまった。
乗換え改札を抜けた先の発車時刻案内に、まだ9時11分発急行小田原行が表示されていたので、急いでその発車ホームへ向かった。 飛び乗ってすぐに電車は出発。 発車が2分遅れで得をした。 もちろん、空席はなかったが、5分ほどで着いた次の停車駅・代々木上原で降りた人の席に座ることができた。 座ってすぐにiPadを取り出し、ジョルダン乗換案内で到着時刻を確認。 小田原着は10時45分と出た。 移動する車中でのiPadは、通信状態が悪く時々固まったりして、10時過ぎには我慢も限界。 それ以後は車窓を見てすごした。 10時7分、本厚木着。 ここで一気に空席が増えた。 鶴巻温泉あたりで一瞬薄日が差したが、それ以外はどんよりくもり空。 雨があがっていたので、それでも幸せ。 10時24分、秦野着。 ここで特急追越し待ち。 ブルーの車体のロマンスカーを通過させて出発するまで、わずか2分の停車。 秦野の先で紅葉しはじめた山中を通過。 写真を撮ろうとしたが、慣れない携帯電話での撮影はうまくいかず断念。
小田原着は、1分遅れの10時46分。
関東の果てのこじんまりとした駅だろうとタカをくくっていたら大違い。
降りたホームからの眺めは、東京国際フォーラムに劣らぬ派手さ。
そうか、ここは小田急線のターミナル駅だったんだ。
東京の奥座敷箱根を背後に率い、遥か昔の北条氏滅亡にもかかわらず、いまだ繁栄しているみたい。
恐るべし、小田原。
着いたらまずはトイレへ。 自宅を出てから2時間50分程、途中で尿意をもよおすことがなくてよかった。 起きてから水分を控えるよう気を使った甲斐があった。 改札の先は、広い東西通路になっている。 みやげ物店などがあって賑わっている。 改札を出て左側の東口へと進んだ。 東口にも、ヒモノや練り物とかのみやげ物店が並んでいる。 これらの店先を通過して、小田原城跡に向かった。 街の様子を眺めながらのんびりと歩き、11時2分に二の丸東堀に到着。 小田原城訪問のレポートはこちらをご覧ください。
13時10分、お昼を食べるところを探しながら駅方向へと歩き出す。
途中、何件かそば屋さんがあった。
そのうちの1軒は行列が出来ていた。
だいぶ駅に近付いたところに海鮮丼の店が2軒並び、どちらも入店待ちの人たちが列をつくっていた。
この店の隣には、ガラガラの吉野家があった。
迷わず、吉野家を選び、牛丼大盛を注文。
10分とかからず食べ終えて吉野家を後にして、途中のみやげ物店をのぞきながら駅に向かう。
冷蔵物を長いこと持ち歩く気になれず、結局、何も買わぬ間に駅についてしまった。
駅構内では、JR改札口の上にある巨大な小田原ちょうちんに目を奪われ、写真撮影。
携帯での撮影もだいぶ慣れてきた。
小田急改札口まで来て、発車時刻の電光掲示で13時40分発の快速特急新宿行があることを知った。 発車まであと5分弱。 トイレに立ち寄る間もあると判断して乗ることにした。 用を済ませホームに降りたのは発車2分前。 にもかかわらず、車両は空席だらけ。 定刻に電車は出発した。
毎度のこと、帰路の電車に乗ったとたんに目的を達成した充実感にひたり眠りに落ちる。
ウトウトしている間に電車は下北沢まで進んでいた。
15時5分、代々木上原に到着。
新宿・日暮里と2回の乗換えが面倒に思えたので、ここで降りて、反対ホームから出る千代田線に乗り換えることにした。
15時9分発の取手行に乗換え。
始発から柏までずっと座って来た。
千代田線から常磐線に乗り入れ、チンタラと各駅に停まるこの経路はあまり好きじゃないけれど、今日は小田急に引き続きのウトウトで短時間で着いた感じ。
16時13分に柏駅に到着。
城巡りは、やはり面白い。 次の訪問が待ち遠しい。 |