【旅日記:2015年8月31日(月)】
岐阜市 → 柏市
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折れた傘の骨 |
夕べ、早く寝たので、6時に目が覚めた。
暑くて停められなかったエアコンの音が就寝の時に少し気になったが、寝入った後はそれで起きることはなかった。
素泊まりなんだけれど、朝食がサービスに付いているという妙なシステム。
6時40分に1階のラウンジでいただいた。
おまけとあって、目玉焼き、ハム、ポテトサラダという軽めのおかず。
でも、ごはんはセルフだったので、おかわり出来た。
部屋に戻ってから、夕べ食べ残したバナナ2本も食べたので、お腹一杯。
7時30分にチェックアウト。
外は雨が降っていた。
持っていた折畳み傘を開いたら、骨が一本折れていた。
使い始めて4回目の雨の日で壊れるかな~~。
500円程の安物ではあるが、余りに短命・・・もう2度とドンキでは買わない・・・。
傘を買うため、バス停を通り越してコンビニを探した。
少し行った所でローソンを見つけ、そこでビニール傘を買った。
レジの男性に、壊れた折畳み傘を捨ててくれるよう頼んだら、粗大ごみなので引き取れないと断られた。
折畳み傘が「粗大」とは理解に苦しむが、岐阜はそういう所かと諦める。
その傘は結局、柏まで持ち帰り不燃ごみの回収に出された。
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名鉄岐阜バス停4番のりば |
今日は月曜日。
自分は休暇をもらったが、世間は勤務する日。
名鉄岐阜バス停には、通勤・通学であろう人たちが沢山いた。
岐阜城方面行は4番のりばから。
いくつかの路線でいけるようだが、バス停に着いてほどない7時43分に市内ループ左回りが来た。
織田信長であろうイラストをあしらったいかにも観光客向けといった外観だが、来た時点で、通路も埋まるほどの客が乗っていた。
バス停に着くたびに客が降りて行き、途中で空いた席に座った。
8時ちょうど、岐阜公園歴史博物館前に着いて下車。
下りた所はただの住宅街で、博物館らしき建物はない。
間違ったところで降りちゃったのかと疑ったが、バス停の標識には確かに「岐阜公園歴史博物館前」と書いていある。
今日、2度目の理解に苦しむ出来事。
しかし、ここは「岐阜ってこんなところか」では済まない。
なんとしても、金華山ロープウェイのりばにたどり着かなければならない。
山に上るためのロープウェイなので、山が見える方向に行けば良いだろうと考えてあたりを見ると、パスが走り去った方向に山があった。
そっちへ歩くとしばらくしてロープウェイのワイヤーらしきものが見えてきて、こっちの方向で正しかったと確信できた。
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岐阜公園歴史博物館前バス停 |
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岐阜公園手前 |
8時6分に岐阜公園入口に着いた。
岐阜城訪問のレポートは こちらをご覧ください。
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めい想の小径のぼり口 |
9時39分、金華山ロープウェイの公園駅の建物を出て、少し公園付近を散策。
9時41分、めい想の小径のぼり口を発見。
また来ることがあったら登ってみよう。
9時45分、岐阜公園総合案内所前に至る。
何か立派そうな建物だけど、引きつけられるものがなく遠目で見て終わり。
9時53分、岐阜市歴史博物館前にたどり着いた。
この頃になると、霧はすっかり晴れ、山上の天守が平地からも見えた。
博物館の横にバス停があった。
ちょうど、JR岐阜行のバスが来たので飛び乗った。
9時56分、バスが発車。
車内はガラガラ。
動き出してから、バス停の写真を撮り忘れたことに気が付いた。
急ぐ必要はなかったのに、反射的に乗ってしまった。
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岐阜市歴史博物館 |
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歴史博物館前から見上げる天守 |
10時8分、JR岐阜駅着。
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JR岐阜バス停5番のりば |
バスを降りたのは、長良口側だった。
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JR岐阜駅(長良口側) |
県都の駅だけあって、駅舎は大きい。
まず、ぺディストリアンデッキに上がり、駅舎の写真を撮影。
駅名が入る良いアングルが見つからず、結局、名鉄岐阜バス停近くまで離れて撮った。
駅舎に面した通路には妙な形のベンチが並んでいる。
鵜飼にちなんで舟型か。
長良口だから、長良川に見立てたのか?
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舟形のベンチ |
妙と言えば、もっと妙なものがそびえ立っている。
金色?悪趣味!!。
織田信長公を卑しめている感じ。
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金の信長像 |
JRの駅に行けばお土産物売場があるだろうと思ったが、駅ビルのショッピング街には観光客相手の店が見当たらない。
構内の売店で若干の土産物を売っていたけれど、しょぼい。
これが良いと即決できる土産がない。
そもそも、岐阜名物ってなんだっけ?。
鵜飼で有名だけど、食べ物や工芸品とか産物となると何も思い浮かばない。
何を買おうか迷っていても時間が過ぎるばかりなので、一旦、あきらめて、長良口と反対側を探検することにした。
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JR岐阜駅(加納口) |
10時48分、加納口を撮影。
お土産探しで歩き疲れ、加納口側探検はやめにして、ASTY(駅ビル)2階のベンチで休憩。
休みながら、どの土産物を買って行こうか考えた。
一番は、岐阜のはちみつを使ったというバームクーヘンか・・・と。
考え疲れた時、ふと名古屋が近いことに思い当った。
なにも、岐阜で買う必要はないじゃん。
思い立ったら即行動。
とは言え、岐阜に来て何も岐阜の物がないのもさみしいので、バームクーヘンを買って、改札を抜けた。
1番線から11時8分発の快速豊橋行に乗車。
11時29分、名古屋駅2番線に着いた。
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名古屋駅2番線 |
名古屋駅は、先月来たばかりでなので、土産物売場へ迷うことなく行ける。
我が家の東海土産の鉄板は赤福。
前回同様8個入りで十分だったのに、売り切れで12個入りしかなかった。
他の売場も見たが、やはり8個入りは品切れ。
今日は、傘が壊れ、岐阜城での眺望は真っ白、JR岐阜駅のお土産物売場がしょぼいし、本当についてない。
まあ、多いに越したことはないかと12個入りを買い、11時42分土産調達完了。
トイレに立寄り、2番ホームへ戻った時は、11時47分。
ちょうど、47分発の電車の発車ベルが鳴っていた。
急ぐ気にならず、これを見送って、次の12時2分の豊橋行を待った。
11時59分、豊橋行が到着。
ほとんどの乗客が降りて、2列シートに一人で座れた。
定刻に名古屋を発車。
12時57分、豊橋駅4番線に到着。
階段で5番線へ移動した直後、掛川行が入線してきた。
最後尾に乗車。
13時3分、定刻に発車した。
乗換え案内に従って、13時38分浜松で下車。
着いたのは1番線。
トイレの後、売店でおにぎりを買って興津行が出る3番線へ移動。
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豊橋駅5番線 |
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浜松駅3番線 |
13時51分、興津行は定刻に発車した。
発車直後に、おにぎりを食べ始た。
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島田駅3番線 |
この電車でも、乗換え案内は途中で降りるように奨めていた。
それに従って、14時34分、島田で下車。
降りた1番線から、折返し始発の熱海行が出る3番線へ階段で移動。
14時40分に折返し電車が到着。
5両編成の最後尾に乗った。
14時44分、熱海行が定刻に出発。
発車した時、この車輌の乗客は私の他に一人だけ。
発車直後のアナウンスでトイレなしの編成と聞き、島田での乗換えの時にトイレに立ち寄らなかったことを後悔した。
15時11分、静岡着。
急に乗客が増えて座席の6割方が埋まった。
そのためか、冷房が入った。
15時13分、静岡発。
15時半過ぎからうつらうつらしたが、16時前に半袖でむき出しの腕が冷えて目が覚めた。
やはり、この半端な乗客数では冷房が効き過ぎる。
沼津と三島の間で乗客が増えて混雑した。
14時28分、熱海駅3番線着。
まず、トイレ。
我慢出来ないほどには至らず幸いだった。
熱海駅は相変わらず工事中で、トイレは、いまだ1番線の端っこまで行かなければならない。
その後、4・5番線に移動。
16時35分、折返し前橋行が4番線に入線してきた。
6号車に乗車。
16時47分、発車。
都心へ向かうほどに乗客が増え、帰宅の時間に突入したこともあり、横浜あたりからは満員状態。
18時20分、品川駅5番線で下車して、常磐線直通電車に乗換えた。
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熱海駅4番線 |
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品川駅10番線 |
品川発、18時26分。
品川で常磐線直通に乗換えるのは初めて。
人が多くスイスイ歩けず、柏で階段そばに止まる3号車に乗るのに結構ギリギリの乗換えだった。
乗換え案内(ジョルダン)では、東京でこの電車に乗換えるようになっていた。
確かに、階段での移動がないので楽だけれど、座れない可能性が高い。
新橋のほうが空席が多くて座りやすいのだから新橋乗換えを案内すればよいのに。
なぜそうしないのだろうか。
品川を出た後、新橋、東京、上野と停車。
18時43分に上野を発車して、柏に19時13分到着。
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柏駅南口 |
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使用済みの青春18きっぷ |
柏駅南口を出て、自宅へ向かった。
2泊3日はやはり疲れるのか、帰り着いてホッとした。
今回の青春18きっぷは関東-東海間を2往復して大活躍。
各駅停車の旅は、一般道を自動車で走るよりは早いし悪くない。
しかし、普通の人はどちらの方法でも何百キロの移動はやらないか。
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