【2014年10月3日 根城訪問レポート】
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根城の広場入口看板 |
12時6分、根城博物館前に到着。
博物館に向かって左側が根城跡を整備した広場になっている。
入口に「根城の広場入口」の看板があった。
中に入るとすぐに、堀跡があった。
土塁や空堀を見ると、古い城址に来たと言う実感が湧く。
広場は芝生が敷き詰められて、所々に木が生えている。
広場を見る限りは、城址というよりゴルフ場・・・いや、ゴルフ場だとしたらフェアウェイが広過ぎてつまらない。
園路をゆっくりと歩きながら、中舘の手前で写真撮影。
更に進むと、右手に建物があった。
「四阿」と書いて「あずまや」と読むらしい。
12時17分、中舘の「遺跡全体模型」モニュメントにたどり着く。
本丸を1/50サイズにした模型だ。
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入口直後にある堀跡 |
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中舘手前 |
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中舘 四阿(あづまや)方向 |
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遺跡全体模型 |
模型の先に進むと、本丸の土塁が見える。
本丸には橋を渡って行く。
金属の手摺しか見ていなかったので、この橋の名がなぜ「木橋」なのか理解できなかったが、良く見たら木製の橋に金属の手摺が付いていた。
本来は手摺がない作りだったのだろう。
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本丸土塁 |
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木橋 |
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本丸東門 |
橋を渡ると、道は左に折れる。
その先に、東門がある。
門をくぐると、右手に受付があり、12時23分、ここで本丸と博物館の共通拝観券を購入。
百名城スタンプもここでゲット。
本丸内の見学ルート表示に従って進む。
私の他に来場者はいない。
本丸を独り占め。
最初は、主殿。
主殿の横の建物の戸がサッシだった。
これは興ざめ。
主殿は建物内の見学できる。
12時16分建物内見学開始。
おもてなしの御膳が置いてあったり、生活感を出す演出がなかなか良い。
広間には、人形で正月儀式を再現していたりで臨場感もたっぷり。
サッシ戸のマイナスを一気に挽回。
12時37分、主殿を出た。
主殿の隣には馬小屋がある。
馬の等身大(たぶん)フィギアが置いてあるのも好感。
ちょっと、色あせているみたいだけれど、それはご愛嬌。
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主殿 |
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主殿の広間 |
主殿は本丸中央にある。
見学ルートは、そこから半時計周りに本丸を一周するコースになっている。
12時39分、中馬屋前。
主殿脇の馬屋は数頭しかつなげないが、ここは二十匹はつなげる規模。
ここにも馬のフィギアが数頭置いてあった。
12時42分、工房。
鎧、弓、矢などの製造・修理場所らしい。
中にこれらの物が整然と置かれている。
せっかくだから職人の人形も置けばいいのに。
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中馬屋 |
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工房 |
12時44分、常盤御殿跡を通過して、鍛冶工房へ。
本丸内で刀や銭も造っていたということか。
本丸って、政治の場と思っていたが、ここは工場だ。
中央にそんな機能を置くなんて斬新。
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常盤御殿 |
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鍛冶工房 |
12時47分、奥御殿跡を通り過ぎ、納屋にたどり着く。
ここが、本丸最後の施設。
北国は秋真っ盛りと思っていたが、今日は暑い。
歩いている間に汗だくになったが、納屋に入るとヒンヤリと感じる。
茅葺きの通気のせいだろうか。
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奥御殿 |
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納屋 |
12時52分、本丸を後にした。
汗を拭き拭き、広場の着た道を戻り、13時6分に八戸市博物館前に着いた。
博物館前には、京から八戸にやって来て根城を拠点に活躍した南部師行公の像が建っている。
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南部師行公像 |
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八戸市博物館 |
博物館は、八戸周辺の歴史が主な展示。
特に、南部氏に力が入っている印象。
これと言って、珍しい感じはしなかった。
13時28分に博物館を出た。
博物館は普通だったが、根城本丸は生活感あふれる展示で他の城跡とは違う面白さがあった。
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