表門を通り越した先に辰巳櫓がある。
辰巳櫓の写真を取ってから表門に戻り、二の丸内に進む。
表門をくぐると、観光ボランティアの方が迎えてくれる。
多賀城の観光案内所で冷たい仕打ちを受けた翌日のことなので、それだけで感動した。
百名城のスタンプは、表門内側にある机に置いてある。
表門、二の丸隅櫓、辰巳櫓の内部は展示室になっていて、観光ボランティアの方々が展示の説明をしていた。
|
塀の向こうは自衛隊駐屯地 |
観光客のために開放されている場内のスペースは辰巳櫓から二の丸隅櫓の間で奥行き十数メートル程度しかない。
旧城郭の大部分は、自衛隊の駐屯地となっていて入ることができない。辰巳櫓の高台に登ると自衛隊敷地がよく見える。
郷土に愛着を持ち、その歴史を学び、狭いながらも公開スペースを確保して観光客をもてなしている市民の活動に終始心打たれた。
表門に保存のための募金箱が置いてあり、表門から出るときに、わずかではあるが喜んで募金した。
ちょうど昼時だったので、城址公園近くのコンビニでパンと飲み物を買ってきて、公園のベンチに座って石垣を眺めながらそれらを食べてから、すがすがしい気分で新発田城を後にした。