【2024年4月6日 萩城訪問レポート】
 7時52分、城跡入口。 毛利輝元公像が鎮座している。 桜満開の季節の花冷えか。 朝早いので、まだ風が冷たい。 南門跡を抜けると、その先に何件か萩焼のお店が並んでいる。 まだ、どの店も開店前。
南門跡   本丸入口
南門跡   本丸入口
 堀を渡ったところに本丸入場のための料金所があった。 オープンは8時からとなっていたが、7時57分だけと入場券を売ってくれた。 JAF会員かと尋ねられ会員証を見せたら割引料金120円で入場できた。 奥州列藩地域出身で会津藩びいきのため、長州には悪いイメージしか持ってなかったけれど、オープン時間前かつ割引案内という親切な対応を受けて偏見だったなと反省した。
料金所   本丸案内図
料金所   本丸案内図
 本丸御門跡を抜けたところにあった案内図で見学コースを練った。 8時5分、天守曲輪を通り抜ける。 一番乗りでまだ誰も来ていない。 満開の桜を独り占めしているという満足感で足取りが遅くなる。
 8時10分、天守台の下に到着。
天守台に昇る階段   天守台上部
天守台に昇る階段   天守台上部
 8時12分、天守台の上に登る。 柱を乗せていたであろう礎石が並んでいる。 どんな建物が建っていたのか想像するセンスはないけれど、礎石から天守台にゆったりと建っていたことはわかる。
 8時14分、天守台から降りる。 下に、天守が存在していた頃の写真があった。 やっぱり、大きな建物だったんだ。 明治7年に取り壊したとあった。 江戸時代に焼失して再建されないというのが一般的なところ、ここの天守はしぶとかったんだ。
ありし日の天守閣   天守台
ありし日の天守閣   天守台
 天守台の下に天守曲輪が広がっている。 ここにも満開の桜がある。 他に一人入場している人を見かけたけれど、城内は広く、相変わらず城内の桜独り占め感に浸れる。
天守曲輪跡   指月山登り口
天守曲輪跡   指月山登り口
 本丸内を時計回りに進み、8時20分、指月山昇り口に差掛かる。 山頂まで20分か・・・迷うことなく昇るのは止める。
 8時23分、梨羽家茶室に到着。 うまく写真に収められなかったが、池を中心とした庭があり、手入れが行き届いていた頃は風雅な景観だったんだろうと思えた。
梨羽家茶室   志都岐山神社
梨羽家茶室   志都岐山神社
 8時28分、志都岐山神社前。 本殿への道が封鎖されていた。 ドロバチの巣があるため入場禁止との張り紙があった。
 本丸を一周し終え、最後に石垣に昇って、堀と天守台と桜を入れた写真を撮影し、8時32分、料金所前を通過して本丸を出た。
本丸の堀・天守台・桜   二の丸跡
本丸の堀・天守台・桜   二の丸跡
 8時35分、二の丸跡を見学。 奥まで進むことなく、折り返して二の丸(銃眼)土塀に向かう。
 二の丸東門跡に進んだところで、大きな鳥が休んでいるのに遭遇した。 鶴なみに大きい鳥でびっくり。 私に気付いているはずなのに、逃げるそぶり全くなし。 悠々と日向ぼっこしている。 野生なのか? ちょっと恐い目つきで、可愛いとか癒されるとかの感情は全く湧かず。 早々に、二の丸方向に引き返す。
休憩中の鳥   二の丸(銃眼)土塀沿いの広場
休憩中の鳥   二の丸(銃眼)土塀沿いの広場
 8時40分、二の丸土塀にある出口をくぐる。 河口のような景色だが、日本海に面する浜だった。 すぐに、土塀内側に戻り、広場の写真を撮影。
 8時45分、急にトイレに行きたくなって急ぎ駐車場へ向かった。 無事、用をたしてトイレを出た時に百名城スタンプを押していなかったことに気が付いた。 慌てて、料金所へ行って8時57分にスタンプゲット。 桜の写真を撮りながら、9時5分、駐車場に戻って萩城訪問は終了。