【旅日記:2011年7月1日(金)】
柏市 → 佐倉市 → 柏市
柏市呼塚交差点方面(国道16号線)
柏市呼塚交差点方面(国道16号線)

 祝日、海の日。 大型の台風6号が九州に接近しており、今日は太平洋側は波が高くて海での行楽は危ないらしい。 しかし、未明のワールドカップ女子サッカー決勝戦で日本がアメリカ相手にまさかの勝利を遂げ、朝から日本中がフィーバーしており、海の行楽が駄目な事などどうでもよい出来事になっているようだ。
 自分はそんな騒にもあまり関心もなく、三連休の最終日の午後、浮世を離れて地元千葉の佐倉城訪問に向かった。 お昼ごはんを済ませた13時にマイカーで自宅を出発。 国道16号線と国道6号線が交差する呼塚交差点近くのガソリンスタンドで給油して佐倉市へ向かう。 国立歴史博物館を目的地にセットしたカーナビの案内に従って走る。 国道16号線を南下して、小室で国道464に乗り北総線沿いに印旛日本医大方面へ進んだ。
印西牧の原付近
印西牧の原付近
 三連休中の行楽客とかで道路が混雑することを覚悟していたが、渋滞らしきものはほとんどなかった。 印西牧の原駅付近のジョイフル本田やヤマダ電機の商業施設が立ち並ぶあたりの流が悪かっただけで、その他は順調。 瀬戸交差点で国道464号と別れ印旛沼方面へ向かい少し走ったところで、象の親子の像を見かけた。
 こんなところになぜそんな物があるのかと立寄ってみた。 公園のようだが、看板には「山田休憩所」と書いてある。 印旛沼周辺のサイクリングロードの休憩所のようである。 像の象にはナウマン象との説明書があった。 印旛村でナウマン像の化石が発掘されたことにちなんで建てたものらしい。 写真撮影とか5分程の滞在で休憩所を後にした。
印旛沼   ナウマン象モニュメント
印旛沼   ナウマン像モニュメント

 休憩所を出るとすぐに佐倉市に入り、10分ほどで国立歴史博物館の駐車場に到着した。 到着時刻は、14時15分だった。
佐倉城址の野良猫
佐倉城址の野良猫

 佐倉城訪問のレポートはこちらをご覧ください。

 歴史博物館の見学を終えて駐車場に向かう途中で、野良猫(と思われる)2匹が呑気に毛づくろいしていた。 歩道のすぐそばにいて、人が近づいても気にする素振りが全くない。 おそらく、人に餌付けされているのだろう。 今日で3連休が終わるかと思うと、たぶん一生自由気ままに暮らせるこいつ等が羨ましく思える。 しかし、自分は人間。 「60歳過ぎの自由時間を充実させるための投資と考えて今のうちにアクセクしよう」と諦め混じりの自己暗示をかける。
 16時52分に駐車場を出発。 カーナビが選択した復路は国道296号から国道16号で出るルートだった。 安物だから複雑なルート選択は出来ないと思っていたので、往路と異なるルートを選択するなんて器用なことができるのかと驚いた。 違うルートで帰るのはむしろ歓迎と、指示に従った。 10分ほど走ったところで、国道296号から右折して坂道が多い道に入った。 どこをどう走ったのかよく分からないままに、20分もしないうちに国道16号線に出た。 たぶん宮内交差点だと思う。 休憩なしで北上し、18時6分に自宅到着。 最後までカーナビに案内に従ってやろうという仏心が仇となり、柏市内の渋滞にはまった。 いつもの道を走れば5分は早く着けたと思う。